ファラデーの知の拠点ブログ〜独学のための学びのネットワーク〜

東京大学大学院教育学研究科で認知心理学をベースとした知識の関連づけに関する研究を行っていました。現在は物理を教えている高校・中学校教員です。読書を中心とした独学するための学びの指針を提示していきます。おすすめの書籍、参考書、問題集などの紹介が中心です。様々なトピックについて記述し、それに関連する本を紹介することによって、とある分野の知識と教養を効率的に身につけることができるガイドラインに、当ブログがなることを願っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

落合陽一『日本進化論』を読んで心に響いた言葉

「美学に基づいた価値を追求する人材を生み出す」 「少し個人的な話をすると、僕は誰かに褒められたりけなされたりしても特に落ち込んだりしません。なぜなら、小学校から高校にかけて刷り込まれる、他人の基準に合わせて物事を判断する近代教育的な価値観か…

『たった一人の熱狂』を読んで心に響いた言葉

見城徹『たった一人の熱狂』幻冬舎文庫 「高学歴=仕事ができる人とは限らない。誰もが知る有名大学を卒業しているのに、まったく仕事ができない人は山ほどいる。 他方で、学歴がなくとも、抜群に仕事ができる人も山ほどいる。 どこまで自分に厳しくなれるか…

『新世界』を読んで心に響いた言葉

『新世界』西野亮廣(著)KADOKAWA 「自分が理解できないものを批判してしまうとね、未来の自分の首を絞めることになってしまうんだ」 はっと思わされました。どうしても、自分の嫌なことだとか、自分の嫌いな人に対してはやってしまいがちなことです。自分…

『死ぬこと以外かすり傷』を読んで響いた言葉

「読者には申し訳ないが、一冊の本を通して一番成長するのは間違いなく編集者だ。読むより作る方が、身体に著者のエッセンスが染み込むのだから当たり前かもしれない。 そうしてあらゆるジャンルで活躍している人たちの才能をカクテルして飲めるわけだから、…