ファラデーの知の拠点ブログ〜独学のための学びのネットワーク〜

東京大学大学院教育学研究科で認知心理学をベースとした知識の関連づけに関する研究を行っていました。現在は物理を教えている高校・中学校教員です。読書を中心とした独学するための学びの指針を提示していきます。おすすめの書籍、参考書、問題集などの紹介が中心です。様々なトピックについて記述し、それに関連する本を紹介することによって、とある分野の知識と教養を効率的に身につけることができるガイドラインに、当ブログがなることを願っています。

『たった一人の熱狂』を読んで心に響いた言葉

見城徹『たった一人の熱狂』幻冬舎文庫

 

 

 

「高学歴=仕事ができる人とは限らない。誰もが知る有名大学を卒業しているのに、まったく仕事ができない人は山ほどいる。

 他方で、学歴がなくとも、抜群に仕事ができる人も山ほどいる。

 どこまで自分に厳しくなれるか。相手への想像力を発揮できるか。仕事の出来はこうした要素で決まるのであって、学歴で決まるわけではない。」

 

相手への想像力、大事にしよう。

 

 

 

「トレーニングは絶対に裏切らない。と同時に、ごまかしながら身体を鍛えているふりをしたところで、結果は一目瞭然だ。優秀な経営者は例外なく皆トレーニングを日課にしている。対価が必ず得られるトレーニングによって自らを鼓舞し、生まれ変わった肉体と精神で再び仕事に飛び出していけるのだ。」

 

ジム通いのモチベーションになります。できるだけ身体を鍛えよう。

 

 

 

 

「昔から「早起きは三文の徳」と言うとおり、惰眠を貪る豚であってはならないのだ。

 僕にとって朝は勝負である。情報を摂取するにしても、考えごとをするにしても、朝ほどはかどる時間はない。早朝にけたたましく電話をかけてくる人はいないから、誰にもジャマされず自分の時間だけを過ごせる。

 早朝には永遠が見えるとすら思う。しかし、「今日もまた1日死へと近づくのだ」という冷厳な事実を確認し、「悔いのない1日にするぞ」と奮い立ち、朝というとば口から残りの人生を照射するのだ」

 

心にずきんと突き刺さります。僕は惰眠を貪っている。でも、そんな豚になりたくはないから、朝ちゃんと起きるようにする。

 

 

 

ファラデー