ファラデーの知の拠点ブログ〜独学のための学びのネットワーク〜

東京大学大学院教育学研究科で認知心理学をベースとした知識の関連づけに関する研究を行っていました。現在は物理を教えている高校・中学校教員です。読書を中心とした独学するための学びの指針を提示していきます。おすすめの書籍、参考書、問題集などの紹介が中心です。様々なトピックについて記述し、それに関連する本を紹介することによって、とある分野の知識と教養を効率的に身につけることができるガイドラインに、当ブログがなることを願っています。

【2021年度版】英会話 おすすめの本・参考書 スティーブ・ソレイシィ『英会話 なるほど フレーズ 100』アルク出版

ファラデーです。

 

仕事で英語を使う場面が多々あるので、英語の勉強をしようと思う日々です。

 

実は、自らを奮い立たせるために、10月に英検1級を受験する予定です。

昨年は6月に英検準1級を受けて落ち、10月に再受験をしてギリギリ合格しました。

 

今回は英会話のおすすめの本を紹介しようと思います。

 

私が英会話のために使っているテキストの1つは

『英会話 なるほど フレーズ 100』スティーブ・ソレイシィ(著) アルク出版

です。

 

 

日常会話で使いやすい汎用的なフレーズが満載です。

昨年、仕事でタイに行きましたが、この本のフレーズが大活躍しました。

 

私はとにかくCDを聞いて、音読をするようにしています。

正しい発音で、体に染み込むまで、何度も音読!

 

<本のあらすじ>

はじめに 英会話の基本的な考え方

この部分は是非読んでもらいたいです!

英会話を上達するために大事な考え方が、4ページにギュッと凝縮されて書いてあります。

 

ネイティブの子どもならだれでも自然に身につける3つの英会話のルールがあって、それは、

①主語の必然的な存在(「私は」、「あなたは」を必ず入れる)

②語順(主語+動詞、文の最後は場所、時間)

③瞬発力(ことばを発するまでのスピードを優先)

の3点です。

 

私はこれを意識し始めてから、英会話においてパッと霧が晴れたようになりました。

 

また、「コアから広げる勉強方法」というのは本当に大事だとおもいます。

英会話は、難しい表現や細々した表現を覚えるのではなく、シンプルで汎用性の高いコアとなる表現を覚えることが重要です。

そうすれば、コア表現をちょっと応用してどんどんしゃべれるようになります。

 

この本の100のフレーズは、コアになる表現ばかりだと思います。

 

Stage1 BABY

親から言葉をたっぷりかけられる赤ちゃん時代です。

どんな言葉を耳にしているのでしょうか。

「赤ちゃん言葉」というわけではなく、ちゃんと大人でも英会話で使える言葉になっています。

むしろ、こういうシンプルな言い回しって、案外英会話をしていて出てこないものですよね。

 

Stage2 KID

まわりの大人に色々なことを尋ねていくことで、世界を広げていく幼児の時代です。

「What's that mean?」など、即戦力となるような会話相手に尋ねる、汎用性のある疑問文が載っています。

 

Stage3 CHILD

 

Stage4 PRETEEN

「I think ...」などのあいまいな表現も使いこなすようになってくる小学校低学年です。

断言するのが苦手で、曖昧に濁すニュアンスを好む日本人にとっては、重宝すべきフレーズが出てきます。

 

Stage5 TEENAGER

「Just joking.」などの気取った表現も出てくる思春期の中学生です。

日本語を話す日本人を考えてみても、しっかりした言葉遣いのできる中学生であれば、十分流暢に会話ができますよね。

ですから、英会話もそんなに難しい表現を覚えなくても、この本のこのStage5に載っているような表現まで完璧にマスターすれば、十分会話をすることができます。

 

 

当たり前の話ですが、英会話は知識を詰め込むだけでは上達しません。実際に英会話の経験を積むことが大切になります。

もし実戦経験を積みたいと思った方はコチラ→【レアジョブ本気塾】

 

この本が気になった方はコチラ↓

 『英会話 なるほど フレーズ 100』スティーブ・ソレイシィ(著) アルク出版

 

ファラデー