ファラデーの知の拠点ブログ〜独学のための学びのネットワーク〜

東京大学大学院教育学研究科で認知心理学をベースとした知識の関連づけに関する研究を行っていました。現在は物理を教えている高校・中学校教員です。読書を中心とした独学するための学びの指針を提示していきます。おすすめの書籍、参考書、問題集などの紹介が中心です。様々なトピックについて記述し、それに関連する本を紹介することによって、とある分野の知識と教養を効率的に身につけることができるガイドラインに、当ブログがなることを願っています。

『7つの習慣〜人格主義の回復〜』スティーブン・R・コヴィー(著) キングベアー出版

『7つの習慣〜人格主義の回復〜』スティーブン・R・コヴィー(著) キングベアー出版

 

世界的なベストセラーになっている有名な本なので、知っている方も多いのではないでしょうか。

私の人生の指針・原点となった本です。

大学1年生の頃に購入し、それから10回は読み直しました。

 

7つの習慣とは、

1.主体的である

2.終わりを思い描くことから始める

3.最優先事項を優先する

4.Win-Winを考える

5.まず理解に徹し、そして理解される

6.シナジーを創り出す

7.刃を研ぐ

の7つです。

 

生活がだれてきたり、心が汚れてきたり、仕事や勉強が上手くいかなくなってきたりした時には読み直すようにしています。

小手先のテクニックが書かれているのではなく、人間としての人格(根っこ)の部分を見つめ直せる本になっています。

10回読んでも、読了した後には、また気持ちが洗われ、気持ちが前向きになって生きていく気力が湧いてきます。

特に私が好きなのは5章の「まず理解に徹し、そして理解される」です。この章を読み返すと、人に優しく寄り添える感覚を取り戻します。

 

この本のおかげで、昔は苦手だった人とのコミュニケーションも得意になりました。この本に突き動かされて、勉強を主体的にするようになりました。生徒に真摯に向き合えるようになりました。

 

この本に出会えたから、今の自分があると言っても過言ではありません。

 

ファラデー